見直す ~心と腸が決めるもの~ 免疫・アレルギー《腸を鍛える食事》

健康な体って何でしょう?


~WHOの健康の定義~ 

健康とは単に病気あるいは虚弱ではないというだけでなく肉体的・精神的・社会的に

完全に良好な状態である。


それからすでに71年もの月日が経った現代。

この概念を達成できている人達がどれだけいるのでしょうか?

私が勤務するクリニックでは、電話でのお問い合わせやクリニックに訪れる方の中に、

検査では何も異常がないのに(病気ではない) 原因不明の体調不良や慢性の疲労感、

不定愁訴(特定するのが難しく様々な不快な症状)などでお困りの方の相談が非常に

増えているのに困惑しています。

病院に行って検査してもなにも異常がない…

なぜこんなにも多くの方々が困った状態で生活していらっしゃるのでしょうか。

健康な体を食事からつくるには
着目するのは…やっぱり『腸』


腸には口から取り入れたものが、体に栄養になるか害になるかを判断する

免疫という機能が備わっています。 

免疫とは病気を防ぎ、病気を治すために体内に内蔵された健康維持システム。

私たちが元気で生きていられるのは免疫システムのおかげで、

腸には免疫組織の70%が集まっているのです。


免疫組織の70%は腸、

残りの30%は心が決めているのです。


アレルギー

アレルギーとは免疫反応の一種です。

病原菌などの異物を排除するために働く免疫システムが本来、人体には無害な物質を

敵と認識し、これを排除しようと体内の粘膜で炎症をおこしているのがアレルギーです。

この免疫システムの誤作動が、本来無害な異物に対しても攻撃を繰り返すという事態を

招いてしまうのです。 


リーキーガット症候群

腸内の粘膜細胞は、わずか2~3日程で入れ替わっているってご存知ですか?

腸内細菌が貧弱な状態にあると、腸粘膜の入れ替わりに支障が生じます。

腸粘膜の再生には腸内細菌の助けが必要です。

抗生物質や食品添加物、化学物質など腸内細菌や腸粘膜を痛めつけるような物質を

頻繁に腸に入れていると、腸粘膜の新陳代謝がうまくできなくなり、腸粘膜の

細胞と細胞をくっつけているタイトジャンクション(密着結合)という部分が

壊れてしまい、細胞と細胞の隙間から未消化の分子の大きい食物や好ましくない

微生物などが体内に入り込むようになります。

この状態を(腸に穴があくと表現されていることがあります)

リーキーガット症候群(腸管壁滲漏症候群)といいます。

腸管を守っているバリアが破壊されることで、本来なら取り込まれることのない

異物が体内に侵入し、炎症・アレルギー反応を引きおこしてしまいます。

アレルギーをおこす直接の原因物質は、アレルゲン(アレルギーをおこす物質)に

含まれるタンパク質です。

通常タンパク質は小さな分子に分解されてから吸収されます。

しかし、腸粘膜のバリアが破壊されると、タンパク質が分子の大きなまま

体内に取り込んでしまいます。この状態に異物が来たと、免疫システムが反応し、

アレルギー反応をおこすのです。

アレルギー症状は、自分が何に反応するのか分かっていれば、アレルゲンを

避けるということはできますが、実際には気づいてない人もいます。

このアレルギーには「即時型」と「遅延型」の2つのタイプがあります。

「即時型」はアレルギーの原因となる食物を取った後、短時間のうちに

症状があらわれるため、原因に気づきやすいですが、「遅延型」は

6~24時間経ってから症状が現れます。

めまい、倦怠感、偏頭痛、吐き気、口内炎、肌荒れ、ニキビ、うつ症状、

情緒不安定なども食物アレルギーの症状です。

心と体の不調など症状が多岐にわたります。

そのため不快な症状がアレルギーからきているとは、きづきにくいのです。


遅延型の食物アレルギーに気づくにはどうしたらよいでしょうか?

食物に対するIgG抗体検査で96種類の食品に対するアレルギー検査で分かりますが、

保険診療外になるため自費になります。

現在は、『遅延型フードアレルギー』でネット検索すると、詳細がわかるように

なってきました。

遅延型フードアレルギー検査は、好物や頻繁に食べているものが原因物質に

なりやすいとされています。特定の食品ばかり毎日とるような食生活は避け、

バランスを考えた食事をおすすめします。


《腸を鍛える食事をしましょう》

                藤田紘一郎著「大人のアレルギーは腸で治す」より

☆食事は楽しく笑いながらゆっくりと

  食事中のストレスは免疫力を下げます。

  楽しくのんびりとした気持ちで食べましょう。


☆主食には白く精製されていない全粒穀物を 

  食物繊維を取ってしまった白米、小麦製品、砂糖などの糖質は、

  血糖値が高い状態になりやすく体内の活性酸素量を増やしてしまいます。

  免疫力を高めるには、活性酸素の発生量を抑えることも大事です。


☆オメガ3脂肪酸で炎症を抑える

  亜麻仁油、えごま油、青魚に豊富です。油は酸化しやすく加熱に弱いので、

  フレッシュな状態でとりましょう。


☆調理にはエキストラバージンオリーブオイル

 (低温圧搾)が良

  保湿効果が高く、腸を温めることによって腸の動きが良くなります。

  活性酸素の害を消してくれる抗酸化成分が豊富です。


☆糖質をとり過ぎない 

  小腸の栄養源はグルタミン酸です。大腸は水溶性食物繊維を使って

  腸内細菌が作り出す短鎖脂肪酸を栄養源としています。

  糖質のとり過ぎは腸を疲れさせ免疫力も落としてしまいます。


☆キャベツは免疫力を高める健康食材

  アレルギー疾患の改善や肥満解消にも役に立ちます。


☆自分の腸に住むMy乳酸菌を増やす 

  オリゴ糖を毎日とると、My乳酸菌が増えます。
  キャベツ、玉ねぎ、ゴボウ、大根、
  レンコン、トウモロコシ、ジャガイモ、アスパラなど野菜に豊富で、
  大豆・大豆製品も

  オリゴ糖の補給源です。サプリメント(乳酸菌生成エキス)を活用する方法もあります。


☆加工食品はなるべく口にしない

  科学的に作られた添加物は免疫力を落とす原因にもなります。

  また、着色料によってアレルギーを起こす人が増えています。


☆アレルギー反応を抑える野菜

  レンコン・シソ・クレソン


☆香り・色・苦味・辛味の強い野菜を食べる

  香味野菜は強力な抗酸化成分(ファイトケミカル)を持ち、

  アレルギー改善効果が高い。


☆清潔になり過ぎない

  汚いからといって体の表面まですべての菌を殺してしまうのではなく、

  土に触れる、自然に触れ合う行動が免疫力を高めることとなるでしょう。

私たち人間が本来もって生まれた機能

体内健康維持システム。


私たちが元気で生きていられるのは

免疫システムのおかげです。


もう一度、からだの声に耳を傾けてみてください。
自分ひとりだけの体ではないのですから。



~幸せのことば~


健康である状態とは当たり前ではない 
現状に気づき今を見直すことで

人生の調和がとれるのではないでしょうか




Yuko

看護師。仕事と育児の両立を成し遂げ、医療の現場で休む間もなく働いてきたが、自身の体調不良から、人生にはゆとりと安らぎが必要だと痛感。人生を楽しく幸せに過ごすための手だてを見つけて伝えていきたいと願う。
抗加齢医学会認定指導士、認定ONP、ケトジェニックダイエットアドバイザー、サプリメントアドバイザー、腸美人コンシェルジュ・プロhttp://www.antiaging-fukuoka.com/

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運営:一般社団法人日本腸美人協会

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