食べる薬草 ◎◎スベリヒユ◎◎

今回のオススメ薬草は”スベリヒユ”


食感がよく美味しい。下処理も楽々です♪



スベリヒユ(滑り莧) 

スベリヒユ科スベリヒユ属の1年草


葉や茎は毛がなくツルツルとして光沢があり、枝分かれして四方に地に這うように伸びていきます。茎は赤褐色で、7~9月午前中に黄色の花を咲かせます。
食べるとヌルヌルと舌が滑ることや、また葉がツルツルとしていることからスベリヒユと名付けられたそうです。
乾燥に強く、畑や路傍など日当たりの良い所に生えます。
繁殖力が非常に強く、引っこ抜いても再び根を張りやすいため、スギナやドクダミと同様に邪魔者扱いされやすい植物です。
ヨーロッパでは“パースレイン”や“プールピエ”と呼ばれ、野菜の一つとして食べられています。古代ギリシャでは、泌尿器系の炎症を抑えるため薬用されていたそうです。また、中国では茎が赤、葉が緑、花が黄色、根が白、実が黒いことから「五行草」とも呼ばれています。
日本でも山形県では、“ヒョウ”と呼ばれ、スーパーでも売られているほどお馴染みの野草です。
茹でて辛子醤油和えにしたり、茹でて乾燥させ“ヒョウ干し”として保存がきくように加工し、お正月に煮物料理にして「ひょっとしていいことが起こりますように」と願いを込めて食べられる縁起物としての顔もあります。




薬効について

生の葉を揉んで出てくる青汁を虫刺されに塗ると、痒みを鎮めてくれます。唇の荒れや、にきび、細かいイボにも外用すると良いです。
抗菌・解毒・消炎・利尿作用があり、煎じて飲むと、にきび・イボ・痔・胃潰瘍・心臓病・肝臓病・膀胱炎に効くとされています。また、解熱・清涼・浄血剤としてのはたらきもあります。





美味しい食べ方


〇 そうめんの薬味

スベリヒユは水洗いし、1分弱茹でて冷水にとります。

太い茎は除き細かく刻んでぬめりを出します。

同様に細かく刻んだきゅうり・梅肉・大葉、炒りごまを混ぜます。そうめんの薬味として食べると食が進みます。

また、醤油やめんつゆを混ぜてあつあつの白ご飯に乗せたり、焼きナスに乗せるのもオススメです。




〇 胡麻和え

スベリヒユは水洗いし、1分弱茹でて冷水にとります。太い茎は除き3cm位に切り、醤油・ごま油・炒りごまで和えます。



スベリヒユの味わいは、ぬめりがあり、ほのかに酸味ありシャキシャキとして非常に美味しいです。収穫しやすく、下処理も手間がかからないのでぜひ食べてみてください。たくさん食べると体を冷やしてしまうので、冷えて胃腸が弱っている方や慢性下痢の方は注意しなければいけません。子宮収縮作用があるので、妊娠中の方も要注意です。





あや

フードコーディネーター
管理栄養士、料理教室講師を経て、独立。
食品メーカー、飲食店等のカタログ・広告写真の
料理作成、レシピ考案、料理教室などを中心に活躍。
自然豊かな地で生まれ育ち、幼少の頃から
父とともにみかん作りなどの山仕事をしたり、
母や祖母に料理を仕込んでもらいました。
薬草料理、発酵食品、仕込みものを作る
幸せな時間をお伝えします。

▼▼よろしければシェアお願いします▼▼

▼▼よろしければフォローお願いします▼▼

うつくしき BLOG

運営:一般社団法人日本腸美人協会

0コメント

  • 1000 / 1000