二十四節気「立秋」の頃_お盆


8月7日 立秋 


朝夕、涼しさがでてくる季節

うろこ雲が見られるようになり、ほんのりと秋の気配も。

立秋についてのお話は →こちら



この季節の行事といえば

「お盆」


お盆とは

先祖の霊があの世から家族のもとへ帰り

一緒に過ごすという

日本では古くから行われている行事です。


お盆の頃は

家族で過ごしたり、

お墓参りをして親戚一同が集まったり

僧侶が家々を回ってお経をあげたりと

この時期はお坊さんは大忙し!


8月15日を中心に各地でいろんな行事があります


京都のお盆は、8月13日に迎え鐘をついてお精霊(しょうらい)さんをお迎えするお精霊迎えではじまり、16日の夜、大文字五山送り火とともにお送りします。


精霊迎え、精霊送りは
都人の厚き信仰のもと
千年の時空を越えて脈々と受け継がれ
いろんなお寺で行われます


六道珍皇寺


あの世の境の辻が

このお寺の境内あたりであるといわれ、

冥界への入口とも信じられてきました。


小野篁がこの世とあの世を行き来した

伝説が残る井戸もあり

精霊迎えは「六道まいり」ともいいます。



千本ゑんま堂


ご本尊は迫力ある閻魔大王様

お盆にはお精霊さんが、

ゑんま様の許しを得て帰ってくるといわれます。


参拝者はお地蔵さんが並ぶ前を流れる水で

「お塔婆流し」

迎え鐘をついて

「鐘供養」


14日には町の人達で力を合わせて

千本六斎念仏の奉納が行われます。


妙心寺

境内には露天が並び

提灯が灯され、まるで縁日のよう

夜はライトが灯され幻想的な世界に。


僧侶に

先祖の戒名を水塔婆に書いていただき

法堂で、読み上げて供養していただきます。

奉納料は300円


精霊送りは鐘をついて、お精霊さんを見送ります


お見送りをする歳事といえば

「五山の送り火」


京都を囲む5つの山に

「大文字」「妙法」「船形」「左大文字」「鳥居形」の順に点火されていきます。


この日は送り火が見える名スポットは観光客などで混雑しますが、

京都人は自身の定番の場所を持ち、そこから見送る人たちが多いです。


たとえば

会社のビルの屋上、堤防の上、小高い丘の上、見晴らしのいいベランダ

などなど

ちなみにわたしは近所の少し高台にある某スーパーの前から大文字を眺め見送ります。


各山では町衆が力を合わせ、連携しながら

誠心誠意をこめて火を焚きあげます。

そんな彼らにも感謝しつつ

無事、ご先祖さまを見送りたいと思います。


送り火のあとは

子どもたちが楽しむ

「地蔵盆」


8月23・24日に行う行事ですが

近頃は大人の仕事の都合もあり

この日に近い土曜日曜に行う町がほとんどのよう


地蔵盆といえば

抽選会、映画会、盆踊りなど楽しみがいろいろ。

今では少なくなっていますが風流なのが

「金魚すくい」


じつはわたしの家が昔、金魚、熱帯魚、小鳥のペットショップを経営していて、

地蔵盆の季節は金魚すくいの用意で大忙しでした。



今はパチンとはめ込む便利なアミがありますが、

昔は針金でわっぱをつくって、

ノリで紙を貼って乾かしてと

ひとつひとつ手作りで作っていたのです。


わたしの父はアミづくりが上手でした。

小さかった私はノリで紙貼るのが精一杯。


今では懐かしい思い出です。


暑い日々が続きますが

ひと夏の思い出に

このときを大切に過ごしたいですね


ところで今年の うめほしこさん

お天気が安定せずで

まだ天日干しの予定がたたず

ちょっとあせりぎみ

うめほしこ誕生の2014年の日々を

思い出さずにおれない心境のこの頃です。


うめほしこ? って何とお思いの方はぜひこちらをご覧ください。

→「うめほしこ物語」




kumika kosake

イラストレーター 京都在住
寺旅研究家との出会いをきっかけに、仏像イラスト描きが、生活の一部に。二百体を超える仏像画を執筆。「なぞると心が癒される写仏本」が好評を博し、「仏像ぬり絵」など4冊の写仏用のイラストを制作。家族の病をきっかけに、病を治すには、食事と生活環境の改善が大切だと知り、ナチュラルな素材でからだが喜ぶ料理を楽しんでいます。

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うつくしき BLOG

運営:一般社団法人日本腸美人協会

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