「暮らしの発酵」
3日間の庶民派「糀ワークショップ」が始まりました。
すこし前まで生活者である庶民の側に根付いていたはずの、暮らしのための発酵食つくり。
知識や理論では伝えられない、経験や生活から生まれてくる暮らしの知恵に寄り添った「糀ワークショップ」が始まりました。
昔ながらの蒸篭でお米を蒸し始めると、たちまち小さな台所は竹の香りに包まれる
綺麗に蒸し上がったお米にもかすかな竹の香り
お米一粒一粒に「糀の花が咲きますように」と拝むように種麹を揉み込みます
仕込みが終わった後の、糀味噌、あずき味噌、ひよこ豆味噌、3種類の手作り味噌の味くらべ、「糀」の恵みを味わうしあわせなひと時
『しあわせの言葉』
ユネスコ無形文化遺産に認定された「和食」
その和食を支えてきたのは米を愛した「水穂の国」の先人たちが、大切に伝えてきた「糀」による発酵食文化のおかげです。そんな素晴らしい食文化が伝統食として、郷土料理としてすこし前までどこの家庭の暮らしにも、しっかりと根付いていました。いまや世界中も注目している日本の発酵食文化。
あなたも「暮らしの発酵」をはじめて見ませんか?
南半球de糀作りday2につづく
ライター:すぎはらひろし hiroshi sugihara
暮らしの発酵人
12歳からオーストラリア在住。3.11がキッカケで「発酵」に目覚め、見えない微生物に生かされていることに気付く。元来根づいていたはずの発酵を生活に取り戻し「僕らの生活スタイルをすこしだけ見直すことで安全な地球を未来に残していくこと」をテーマに、南半球での手前味噌ワークショップは大人気。先人が生活に取りいれてきた「暮らしの発酵」に、叡智と真理が凝縮されているという「気づき」を、親しみやすくハッピーに、バイリンガルで伝えている。THE BREW LIFE代表。
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2016.10.27 03:10
2016.10.27 02:15