庶民派「糀ワークショップ」
~完~
勢いだけで始めてしまった今回の糀作り講座、、、
無事にきれいな糀が出来上がり、初めて自分達の手で仕込んだ糀を、皆さんに持って帰っていただくことが出来ました。よかった〜〜
「製麴」をまともに教えてもらったことのない僕が、果たして糀作りの講座なんかしていいんかいな⁇ とも思いましたが、、、
普通の家庭で作れる発酵食品を紹介し普及を図った、尊敬する料理研究家の林弘子さんの言葉をお借りすると、、、
「発酵食づくりは、ハウツーやマニュアルよりも、環境に依る部分がとても大きいです。そして、知識や論理よりも、経験や生活から生まれてくる知恵に依っています。発酵醸造学や微生物学は、学者だけのものではなく、むしろ生活者である庶民の側にあったものかもしれません。」
この言葉に勇氣付けられ、
この小さな台所で素人ながら、何回も実際に「糀作り」を経験して、感じて、学んだあれこれを、家庭で糀を作りたいと願っている方に伝えたいと思いました。特別な器具も知識もいらない、普通の家庭で作る糀から「暮らしの発酵」は誰にでも始めれると感じてもらえたら嬉しいなと思いました。
「おまけ」
山に住むMさん、、、講座費はすでにちゃんといただいているのに、鶏が卵を生んだからと新鮮な卵を持ってきてくれました、、、こういうのにとても弱いヒロシ、、、ニワトリにちなんで「ひよこ豆味噌」と物々交換させていただきました。最後まで幸せな氣持ちになれた糀ワークショップでした♪
【しあわせの言葉】
僕がまだ幼い頃、おばあちゃんも当たり前のように漬け物や梅干しや味噌などをつくっていました。すこし前まで庶民の暮らしにしっかりと根付いていた発酵食、それがいつの間にか僕らの生活から少しずつ離れてしまいました。家庭の健康をず〜っと守って来た本来の「暮らしの発酵」を、少しでも取り戻せたらいいなと願います。
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