キラキラ輝き泳ぐ、鯉の頭に紅葉がハラリ
なんて素敵な情景でしょう
こちらは大山崎山荘美術館 庭園の池。
ここは一年中、季節の植物を楽しむことが出来る場所です。
美術館は大阪と京都の県境、天王山の麓にあります。
天王山とえいば
豊臣秀吉と明智光秀の「天下分け目の大決戦」の舞台となったところ
そんな歴史があった場所とは思えないほど
静かで美しいところです。
京都の紅葉も終盤に入ってきました。
あちらもこちらも今年の美しさは格別であったようですね。
観光都市だけあって、名所は人でいっぱいなので、
地元民は自分にとっての名所や穴場を楽しむ人が多いようです。
この庭園もそのひとつ
のどかにゆったりと
色とりどりの共演が楽しめました。
石蕗(つわぶき)と紅葉のじゅうたん
この花は何だろう? と
思いながら調べて知って覚えていくのも楽しいですね。
「石蕗」
「蕗」の名がつくのは、葉の形がフキに似ているところから来ているけれど
フキの仲間ではない。
でも、葉は塩ゆでなどにして食することができる。
昔は薬草としても用いられていたそうで、葉を火にあぶって湿布薬にしたとか。
花言葉は「いつも笑顔で変わらない」
そうなんだ!
笑顔の花なんだ!
いろいろ知っていくと嬉しくなります。
紅に浮かぶ大山崎山荘美術館
展覧会「モネ展」も素晴らしかったです。
美術館所蔵の濱田庄司や富本憲吉、河井寛次郎の作品も楽しめます。
赤い色を見るとなんだかワクワクしますが、
赤は一番初めにできた色なんだそう。
始まりやスタートを表す色なんですね。
赤を浴びて地に足をつけて新しいスタートといきましょう。
-- Les mots du bonheur
「今日なんだ!」と思って目覚めると、生きる力が生み出せる。
(Shizuka Ijuin:作家)
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