夏雲が空に勢いよく浮かび上がり、夏本番を迎えようとしています。
2017年7月7日〜22日
24節気「小暑」
「小暑」についてのコラムは、本サイトをご覧ください →こちら
この季節
旬のものといえば赤紫蘇
畑の中で見かけたりあちこちのお店にたくさん並びます。
梅干しを仕込まれた方々は
赤紫蘇漬けを仕込まれているころ
赤〜い梅干しは食欲をそそり効能いっぱい
一年を通して大活躍の健康食。
そして
赤く染まるための心強い相棒が赤紫蘇
赤紫蘇が加わることで栄養も倍増です。
梅干し・紫蘇付けの作り方・効能は本サイトをご覧ください →こちら
コアなファンに人気の“うめほしこ&しそゆかり”登場の
「うめほしこ物語」もご紹介しております
京都・大原の「ちりめん赤紫蘇 」
赤紫蘇といえば
京都 大原産の赤紫蘇が有名です。
最も原品種に近く
色・香り・味とも最高級である
と、学会で論文発表がなされました。
(武田薬品研究所 調査結果)
その理由は
・800回以上繰り返し栽培されてきたことで純粋種に
・大原が盆地のため、他所からの花粉の飛来がない
・夏の晴れた日には山裾に霞がたなびき、冷気を含んだ水分が紫蘇の栽培に好影響
こちら、採れたての大原産 赤紫蘇を洗って乾かしているところ
なんともいい香りが漂います。
これから梅干し用の赤紫蘇漬けの仕込みに入るところです。
紫葉漬のはじまりは建礼門院
大原の赤紫蘇といえば漬物「紫葉漬」も有名ですね。
「しば漬け」の名付け親はなんと建礼門院だったのです。
平安末期、平清盛の娘 建礼門院徳子は、一族の菩提を弔って、大原の里にひっそりと佇む寂光院で余生を送っていました。
あるとき、大原の里人が赤紫蘇と夏野菜の漬け物を建礼門院に献上したところ、建礼門院は大いに気に入り「紫葉漬」と名付けたと伝わります。
赤紫蘇の使い方いろいろ
赤紫蘇は梅干し、漬物の他にも使い方はいろいろあります。
・赤紫蘇酵素ジュース
・ゆかり
・赤紫蘇酢
・おにぎり
などなど
0コメント