皆さま、お久しぶりです。
今まで、私はアーユルヴェーダ美容師と名乗っていることもあり、こちらでは、ヘナやアーユルヴェーダの事を書かせてもらっていましたが、今回はちょっと違う感じで、でもやはりアーユルヴェーダにも、美容にも繋がっているようなお話を書かせてもらおうと思います。
末娘の不調
あれはもう5年前になりますが、我が家の末娘が生後三カ月の頃、突然、顔が赤く腫れて耳から耳だれが出始めたんです。
数日しても治らず、むしろ、どんどんひどくなる感じでした。
(この子はアトピーなのか??)
皮膚科に通い続けないといけないの?
1番の不安はこれでした。
病院に行く前に何かできないかな?と思いました。
「あ!母乳は血からできてるし、もしかしたら、私の血の質を変えれば変化ないかな?」と、ひらめいて、調べてみたんです。
食べたもので血はつくられる
血の質を変えるには、食べ物を変えてみよう!
それで娘に変化がなければ、病院に連れて行こう!と決めて、ご飯と野菜の味噌汁だけを三日間食べてみることにしたんです。
すると…
娘の顔の腫れは治り、赤みも消え、耳だれも止まりました!
嬉しかった、けど、私のせいだったんだ、、と、申し訳ない気持ちにもなりました。
だけど、これでなんとか、病院通いはしなくて済みそうだと、希望の光がみえたんです。
だけど色々食べたい母の私
私は、本当に食いしん坊なんです。
娘のためなら、と三日間は、ご飯とお味噌汁で平気でしたが、家族のために色々オカズも作るのに、全部ずっと食べれないなんて耐えれない!
なので、何がダメで、何は大丈夫なのか、一つずつ調べることにしたんです。
例えば、
1日目 ご飯と味噌汁に鶏肉だけプラス。
2日目 ご飯と味噌汁に玉子だけプラス。
そうやって、食事して、母乳をあげていると、玉子と乳製品を食べた後だけ、娘の顔が赤くなる事に気付いたんです。
つまり、それを除去すれば、他のものは何でも食べて大丈夫という事です。
嬉しかったです。
ただ、玉子と乳製品は以外と色々なものに含まれていて、除去するのも最初は大変でした。
手作りすればいいんだ!
市販のパンを食べれば、娘の顔が赤くなる、でもパンは食べたい!
そこで、食いしん坊の私は、玉子も乳製品も使わないパンを焼きだしました。
クッキーもケーキも食べたい!
マクロビスイーツのレシピで、手作りしたら素朴な美味しさにはまってしましました。(笑)
こんな風に、娘の状態が悪化しないようにしつつも、私は食べることも楽しんでいました。
ずっと食べられないのも嫌だから
一歳半ぐらいまでは、娘の状態が悪くなるのが怖くて、離乳食でも、玉子と乳製品は除去していましたが、ずっと食べていないと、食べられなくなるのではないか?という不安も出てきたんです。
そこで、先ずは固ゆでのゆで卵を作り、卵白と卵黄を分けて、卵黄だけを少しあげてみました。
やっぱり顔が赤くなったら、二ヵ月くらいして、また食べさせて、そしたら、なんと大丈夫でした!
ほっとしました。
身体が成長したら、食べれるようになる、きっと、みんなと同じ食事ができるようになる!
次はゆで玉子の卵白を少しあげて、大丈夫だったら、全卵でよく加熱したものをあげて、大丈夫になったら、少し半熟のものもあげてみました。
そして、同じような要領で、乳製品もパンにバターを入れてみたりして、少しずつならしていきました。
どちらも、積極的にとる必要も無いかとは思うけど、給食を食べれず、私が作った除去食を学校に持たせるということは避けたかったのです。
思い返せば、実験だらけの日々でした。
しかし、その甲斐あって、娘はお肌にも何のトラブルもなく、保育園の皆と同じ給食を食べ、とても丈夫で今まで一度しか病院にもかかっていません。(一度だけ熱を出しました。)
アーユルヴェーダでも「医食同源」と言われています。
この話が、誰かのお役に立てたら幸いです。
〜しあわせの言葉〜
何を食べたら美味しいと感じるかは、その時の自分次第という事を知って、食べ物の好みに偏りが出た時は自分を観察してみましょう。
blogger:ユキ アイ yuki ai
アーユルヴェーダ美容師
美容師歴約 20 年。三児の母。末娘を出産後、体調を崩しアーユルヴェーダ と出会う。日本人初のアーユルヴェーダ医師の元で学び、オイルやヘナなど を取り入れた美容法を実践中。美容師とは、人を綺麗にしてさしあげるお仕事ですが、実際は化学薬品まみれのハードワーク。まず自分自身が、そのスタイルを改善しようと、京都の一軒家で、マンツーマン形式の一人美容室を スタート。ゆったり心地よくリラックスしていただき、内から輝く美しさを 引き出せますように。
アーユルヴェーダ美容室 diva オーナー。
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