初めまして。「楽趣みくす」と申します。
私は2017年、前がん病変と分かり、「死」を身近に感じました。
しかし生き延びて2018年を迎えています。
現在、ライターや編集、音楽活動など無理なく愉しく活動中です。
好きな事は読書やドラマ、動物や自然、潜在意識などたくさんあって数えきれません。そんな私ですがどうぞよろしくお願いいたします。
そんな私が初めてのコラムでお伝えするのは、「アゲハチョウ」です。
キレイですよね、アゲハチョウ
みなさんは、アゲハチョウを知っていますか?
春~夏、またこの時期でも飛んでいる美しいチョウです。
このアゲハチョウの幼虫は、葉っぱ等を食べて育ちます。
青虫の状態でもぐもぐと葉っぱを食べて、一生懸命育つのです。
でも、敵や危険も多い
ハエやハチに寄生されれば、サナギになっても死んでしまいます。
羽化してチョウになるときも、失敗すれば早くに死んでしまいます。
ハエやハチは人間が飼うことである程度防げるでしょう。
しかし羽化というチョウ自身の行動は、見守るしかありません。
頑張ってさなぎになったのに、羽化するとき羽が広げられず固まってしまうなど何かが起これば、早くに寿命を全うしてしまうのです。でもやっぱり見守ることしかできません。
そんなアゲハチョウの幼虫たちは、前述した通り、葉っぱを食べて育ちます。
小さなカラダを一生懸命動かして、もぐもぐと葉っぱを食べるのです。
その様子はとても愛らしく、時間が経つのを忘れて見入ってしまうほど。
あれだけ美しいアゲハチョウ。
とても美しいアゲハチョウ。
でもアゲハチョウとして飛び立つまでに、とてもたくさんの苦労があるのです。
無事にアゲハチョウとして飛べる奇跡
暖かい時期に見かけるアゲハチョウ。
私はこれまで何も思わずただ「キレイだなー」と思って眺めていました。
けれどその裏には、多くの苦労があったのです。
前述したとおり、無事にアゲハチョウとして飛び立てる個体の数は少ないのですね。
言ってしまえば「何とはなしにこれまで見ていたアゲハチョウは、無事羽化できた奇跡の存在」だったのです。
こうして考えると、自然は厳しいなあと思います。
でもそれが自然なんですよね…。
もしアゲハチョウを見かけたら、無事サナギになれたことや羽化できたことを喜んでみてください。あなたが目にしたアゲハチョウは、たくさんの苦労を乗り越えた、奇跡なのですから。
0コメント